『私が考える歯科技工業とデジタル化の本質』

【日時】2025年1月12日(日)10:00~13:00 (受付 9:30~)

【会場】明倫短期大学 6号館4階 第4・5講堂(〒950-2086 新潟県新潟市西区真砂3-16-10)

【申込締切】2025年1月9日(木)

担当講師

講師:藤松 剛 氏

(株式会社S.T.F代表取締役)

Profile
新大阪歯科技工士専門学校専攻科卒業
Straumann社CARES インストラクター
CM社Pekkton インスタラクター
3shape社LAB Ambassador
3shape Global KOL
新大阪歯科技工士専門学校専攻科非常勤講師

 従来の歯科技工士の働き方に比べ、最近の歯科技工のイメージが大きく変化してきている。その中で、私の思う歯科技工士像について触れていきたい。
 近年、デジタルツールの進化が急激に進み、我々歯科技工士の日常臨床が大きく変化している。その中で様々な情報が飛び交い、各クリニック・各技工所においてどのような設備を導入し
どのように活用すべきかが明確になっていないと感じる。デジタルはツールとして正しく扱えば技工作業が劇的に変わり、歯科技工士が本来時間をかけて作業すべき工程に時間をかけられると
いう最高の利点がある。従来の技工作業でも精度を追求するため、各工程において注意点やコツを掴む事で様々な問題を解決してきたと思うが、デジタルでも全く同じである。
 デジタル機器は全てにおいて万能ではなく、正しく使用し各機器のポテンシャルを最大限に引き出す必要があり、各機器においての知識をつけないと最大限に発揮することは難しいと考えている。
 そこで、実際の技工作業におけるデジタルワークフローをベースとして、デジタル技工の本質について解説したい。