- プログラム4 -
歯科技工士のためのチェアーサイド研修
【定員】20名
【内容】
歯科技工士が歯科診療室に出向いた際に困ることがないよう、歯科診療室での所作や感染予防対策を学びます。また、クリニカルコーディネーターとして職域拡大を可能にしている講師による講演により、そのコンサルテーションの手法をロールプレイング等で体験し、患者とのコミュニケーション法を習得します。そのほか、歯科チーム医療の一員として歯科技工士としての立ち位置を確保するための知識と技術、歯科医師との対等なコミュニケーション法を養います。
【スケジュール】
1.歯科技工士が知るべき医療安全・感染予防対策講座
10/20(日)13:30~15:40
2.チェアーサイドにおける立ち会いの所作
11/17(日)9:30~12:00
3.歯科補綴装置に関するコンサルテーション研修 ※
11/17(日)13:30~16:20
4.歯科医師とのコミュニケーション研修
12/1(日)13:30~16:00
※配布済のリーフレットの研修名から変更となっています。
スケジュール
担当講師
計良倫子(第1回担当)
所属:明倫短期大学歯科衛生士学科
職名:准教授
資格:歯科衛生士
本学専攻科口腔保健衛生学専攻を修了後、個人歯科診療所での経験を経て、明倫短期大学で歯科衛生士学生の教育に携わっています。歯科衛生士学科の講義・実習だけでなく、歯科技工士学科学生に対する、口腔衛生管理や医療安全の講義・実習を担当しています。これからの歯科技工士が医療従事者として臨床でも対応できるようサポートしていきたいと思っています。
天池千嘉子(第2、4回担当)
所属:明倫短期大学歯科衛生士学科
職名:助教
資格:歯科衛生士(日本歯周病学会認定歯科衛生士)
一般開業医、新潟大学医歯学総合病院にて、約20年にわたり多職種と連携し歯科衛生士業務に従事してまいりました。現在は明倫短期大学において歯科臨床、歯科診療補助科目を中心に歯科衛生士教育に携わる一方、多様な患者様に対応できるよう臨床現場にて歯科衛生士として研鑽を積んでおります。本研修で歯科技工士が歯科チーム医療の一員として必要な、チェアーサイドでの立ち合いの所作を身につけ自身のスキルアップに繋げていただければ幸いです。
高橋明恵(第2回担当)
所属:明倫短期大学歯科衛生士学科
職名:助教
資格:歯科衛生士
本研修では、チェアーサイドにおける立ち合いの所作を担当いたします。歯科診療には様々な患者様が来院されます。歯科チーム医療の一員として立ち合いの所作を身につけ様々な患者様に対応できるよう、小児・高齢者・障がい者に対する対応や車いすの操作方法等を実習を交えながら学んでいただきます。
飛田滋(第3回担当)
所属:明倫短期大学歯科技工士学科
職名:教授、教務部長
資格:歯科技工士(日本歯科技工士会認定講師)
私は、東京医科歯科大学および新潟大学の歯学部附属病院歯科技工部門で9年、新潟大学で歯科技工士教育13年、歯学科教育5年を経て、再び歯科技工士教育に携わり11年目を迎えました。常に臨床歯科技工に従事することで、生きた歯科技工教育の実践をモットーにしてきました。参加される皆様が本プログラムで歯科技工の醍醐味・奥深さ・感動を体験できるようサポートしていきますので宜しくお願いします。 博士(歯学)、新潟県歯科技工士会常務理事
濵田英美(第3回担当)
所属:医療法人 Yumi Dental Office
資格:クリニカルコーディネーター
ラボ勤務と歯科助手勤務の経験を経て、現在院内歯科技工士としてクリニカルコーディネーターを兼任し歯科技工業務はもちろんのこと、初診時や補綴コンサルテーションを行っております。本研修では昨今おける若手の減少が問題視される中で、院内外問わず歯科技工士の新たな働き方やこれからの可能性と魅力、そして具体的な補綴コンサルテーションへの取り組みについてお話しさせて頂きます。また歯科医療従事者としてのチームアプローチと患者と関わることによる喜びの声の共有を行い明日からの活力にしていただけると幸いです。
田中みか子(第4回担当)
所属:明倫短期大学歯科技工士学科
職名:教授、歯科技工士学科長/専攻科生体技工専攻科長
資格:歯科医師(日本補綴歯科学会指導医・専門医)
私は、前任地の新潟大学歯学部で、25年間有床義歯の治療と教育に携わり、また日本歯科補綴学会の専門医・指導医として若手歯科医師の指導をしてまいりました。現在は、明倫短期大学で、歯科診療に携わるとともに歯科技工士を目指す学生さんや専攻科の学生さんの教育に従事しております。本研修では、歯科レントゲン写真の読み方をわかりやすく解説するとともに、歯科医療チームの中で避けては通れない歯科医師とのコミュニケーション法について実践的な例を通じて研修します。
五味由紀子(第4回担当)
所属:株式会社GFN
品質マネジメントシステムや日本経営品質賞の審査員として全国を駆けまわり、審査をした組織は300~400組織ほどにのぼります。あわせてセミナー・研修講師をはじめ、社会人や組織・企業の社員教育や新潟明倫短期大学をはじめとした人材育成、さらに人づくり、組織づくりのコンサルティングに従事しています。「分かる」から「できる」を支援しています。
本研修で、自分の意見を適切な言い方で正直に伝える方法『アサーション』をマスターしましょう。